核テロ防止 東京五輪・パラへIAEAと対策強化 外務副大臣

(VOVWORLD) -核を使ったテロの防止について話し合う「核セキュリティ国際会議」がオーストリアで開かれ、出席した若宮外務副大臣は、東京オリンピック・パラリンピックに向け、IAEA=国際原子力機関と協力して対策を強化していると強調しました。
核テロ防止 東京五輪・パラへIAEAと対策強化 外務副大臣 - ảnh 1        (写真:THX/TTXVN)

この会議はオーストリアのウィーンにあるIAEAで4年に1度開かれているもので、140か国以上の閣僚などが参加しています。

初日の10日、IAEAのグロッシ事務局長は「原子力発電所などが増えている一方で、悪意あるグループが社会を混乱に陥れるために核物質を手に入れようとしている」と述べ、国際社会が協力して対応する必要があると訴えました。

日本からは若宮外務副大臣が出席し、「東京オリンピック・パラリンピック大会の開催を踏まえ、IAEAの専門家なども参加して大規模な公共行事に合わせた核セキュリティ対策の机上訓練を実施した」と述べ、核テロ対策を強化していると強調しました。

若宮外務副大臣はグロッシ事務局長と個別に会談も行い、福島第一原子力発電所にたまり続けるトリチウムなどの放射性物質を含む水の処分をめぐって、基準以下に薄めて、海か大気中に放出する方法を検討していることなどを説明したということです。

各国の閣僚らは、原子力施設へのサイバー攻撃など新たな脅威への対応や、核物質の管理体制を強化していくことなどを盛り込んだ宣言を採択し、14日までの会議期間中、具体的な対応を協議します。

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