(VOVWORLD) -「移住は開発事業の欠かせない一部分であり、社会経済開発に大きな価値をもたらすとともに、労働力不足の補填、国際交流、技術移転の促進に貢献するものとなっています。
これは24日、ハノイで、行われた「国際移住と社会統合・参入と包括的な開発」をテーマとした科学シンポジウムで取り上げられた課題です。席上、ベトナム女性学院の院長チャン・クアン・ティエン准教授は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムの移住に関するデータによりますと、年平均、11万人は海外に派遣されます。一方、就労目的でベトナムに入国した外国人の数は昨年はじめ現在10万人に達しています。移住は家計に重要な貢献をしています。移住労働者は異なるライフスタイルや文化、新しい生活環境、仕事場を体験することができ、家庭内性別役割の変化にも寄与します。ベトナムでは国際移住の傍ら、国内移住も活発です」
シンポジウムで、ベトナムや韓国、タイ、中国の専門家や参加者らは「移住と性別課題」、「移住と健康ケア」、「移住と社会保障」、「国際移住と社会統合」などについて話し合い、移住のデメリットの制限や社会統合における移民の適応強化を目指す措置を提出し、ジェンダー平等と持続可能な開発を目指すとしています。