米、中国に北朝鮮への制裁支持を要請か 高官が会談

(VOVWORLD) - アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表は5日、首都ワシントンで中国の劉暁明・朝鮮半島問題特別代表と会談し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を続ける朝鮮民主主義人民共和国への対応を協議しました。国務省が発表しました。
米、中国に北朝鮮への制裁支持を要請か 高官が会談 - ảnh 1新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の発射実験=Yonhap/TTXVN

キム氏は「断固たる対応」を取る重要性を強調しました。アメリカが目指す国連安全保障理事会の対北朝鮮追加制裁への支持を求めたとみられます。

安保理では常任理事国の中国とロシアが朝鮮民主主義人民共和国国民に影響が及ぶとして制裁緩和を訴えています。

キム氏は朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル開発の阻止に向け国際社会が圧力を強める必要性を強調し、説得する構えました。国務省は劉氏の反応を明らかにしていません。

会談でキム氏はICBMなど一連の発射実験は明白な国連安保理決議違反で、地域の安定を脅かしていると非難しました。一方で朝鮮民主主義人民共和国と「真剣かつ持続的な外交」に取り組むとも述べました。(産経新聞)

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