米政府、今年のWHO拠出金を国連分担金に充てる計画

(VOVWORLD) - アメリカ政府は2日、WHO=世界保健機関に対する未払いの約8000万ドルの拠出金について、WHOへ支払う代わり、アメリカの国連分担金に充てる計画だと明らかにしました。

トランプ大統領はWHOが中国寄りだと批判し、2021年7月6日にWHOから脱退すると表明しています。

国務省高官よりますと、アメリカは現在、2019年度の1800万ドルと2020年度の6200万ドルのそれぞれ拠出金をまだ支払っていません。国務省高官はこの未払い拠出分について、国連分担金の支払いにまわす計画だと説明しました。

11月の大統領選の民主党候補であるバイデン前副大統領は、自身が勝利すれば脱退を撤回する方針を示しています。

WHO報道官は3日、「WHOは以前、アメリカの脱退決定は遺憾だとの声明を発表している。さらなる詳細な情報を待ち、慎重に検討する」とコメントしました。

アメリカのジョージタウン大学のローレンス・ゴスティン教授(法学)はWHOへの拠出金を他の目的に充てるアメリカ政府の計画について「非倫理的であり、明らかに違法だ」とツイッターに投稿しました。アメリカはすべての金銭的な義務を履行する必要があるとの認識を示しました。

同教授は「トランプ大統領は議会の承認も得ずに、一方的に行動し、法律に違反している」と批判しました。(ロイター)

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