米民主党大会 ハリス上院議員を副大統領候補に指名

(VOVWORLD) - 秋のアメリカ大統領選挙で政権奪還を目指す野党・民主党の全国党大会でカマラ・ハリス上院議員が黒人の女性としては初めて党の副大統領候補に指名され、受諾演説を行いました。このなかでハリス氏は人種を超えて国が団結する必要性を訴えました。
アメリカの野党・民主党の全国党大会は、3日目の19日も全米をオンラインでつなぐ形で開かれ、日本時間の20日午前、カリフォルニア州選出のカマラ・ハリス上院議員を党の副大統領候補に正式に指名しました。

米民主党大会 ハリス上院議員を副大統領候補に指名 - ảnh 1  バイデン氏(左)とハリス氏(右)=AFP/TTXVN

ハリス氏は父親がジャマイカ出身、母親はインド出身で、移民2世として生まれ育ち、アメリカの二大政党で黒人の女性が副大統領候補に指名されたのは初めてです。


ハリス氏は指名受諾演説で、トランプ大統領の新型コロナウイルスへの対応を念頭に「トランプ大統領のリーダーシップの欠如が命と生活を犠牲にした」と述べ厳しく非難しました。

そのうえでトランプ大統領のもとで社会の混乱が続いているとして「黒人も白人も、ヒスパニックも、アジア系も先住民もすべての国民を一つにして、われわれが望む未来を実現する大統領を選ばなければならない。バイデン氏を選出しなければならない」と述べ、大統領候補のバイデン前副大統領のもと、人種を超えて国が団結する必要性を訴えました。

また、3日目は今も高い人気を誇るオバマ前大統領も演説し、みずからを副大統領として8年間支えたバイデン氏に感謝の意を示したうえで「バイデン氏はこの国をよりよくするための人格と経験を備えている。いま、われわれの民主主義が危機にひんしている」と述べ政権の奪還を呼びかけました。

バイデン氏よりも20歳以上若いハリス氏は民主党の次世代のリーダー候補としても注目されていて、民主党としては、ハリス氏の正式指名を受けて、熱気に欠けるとも指摘されるバイデン陣営の選挙活動に勢いをつけたい考えです。(NHK)

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