米軍、シリア北部撤収開始 トランプ氏はトルコの軍事行動けん制

(VOVWORLD) -シリアに展開する米軍部隊は7日、同国北東部から撤収を開始しました。米軍撤収を受け、トルコは国境を接するシリア北部に計画する「安全地帯」設置に向けて少数派民族クルド人勢力を同地域から排除する軍事作戦に動く見通しです。

一方、トランプ米大統領は7日、トルコの軍事行動に行き過ぎがあった場合、トルコ経済を壊滅させると警告しました。

トランプ大統領は6日、トルコのエルドアン大統領と電話会談しました。ホワイトハウスの報道官はその後発表した声明で、トルコが長く計画してきた安全地帯設置に向けた軍事作戦を近く行うとした上で、米軍は関与も支援もしないと表明しました。域内に拘束されているすべての過激派組織「イスラム国(IS)」戦闘員については、今後はトルコが責任を持つことになるとしました。

米政府はこれまでシリア北部でISと戦うクルド人勢力を支援してきており、大規模な政策転換となります。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、トルコが「禁じ手」に出ることがあれば、トルコ経済を「壊滅させる」ともけん制しました。「これまでにも強く言ってきているように、偉大で比類ない知恵を持つ私が禁じ手と見なす行動にトルコが出れば、私はトルコ経済を完全に壊滅させる(私は過去にも壊滅させた!)」と述べました。その後、ホワイトハウスでも、同様の見解をエルドアン大統領との電話会談で伝えたことを明らかにしました。

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