米 アフガン軍事作戦開始から20年 600万人超の難民の帰還課題

(VOVWORLD) -2001年の同時多発テロ事件を受けて、アメリカがアフガニスタンで軍事作戦を始めてから7日で20年となります。アメリカ軍がことし8月に撤退し、イスラム主義勢力タリバンが再び権力を掌握するなか、600万人を超える家を追われた人たちの帰還が大きな課題となっています。
米 アフガン軍事作戦開始から20年 600万人超の難民の帰還課題 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)

アメリカなどは、20年前の10月7日、国際テロ組織アルカイダの拠点になっていたアフガニスタンでの軍事作戦に乗り出し、当時のタリバン政権は2か月後に崩壊しました。


現地では欧米各国の軍が駐留し、国の復興を支援してきましたが、勢力を盛り返したタリバンは各地でテロや攻撃を繰り返しアメリカの大学のまとめによりますと、この20年で戦闘などに巻き込まれ犠牲となった市民は4万人を超えるということです。

また、多くの人が住む場所を失い、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所によりますと、今も、260万人がパキスタンやイランなど外国に避難しているほか、350万人が国内で避難生活を続けています。

アフガニスタンで軍事作戦を始めたアメリカ軍はことし8月末に完全撤退し、再び権力を掌握したタリバンは、避難生活を送る人たちに元の住居に戻るよう呼びかけています。

しかし、欧米各国はタリバンが統治するアフガニスタンを国家として承認することには慎重な姿勢で、国際社会からの支援が得られるか不透明ななか避難生活が長期化している、600万人を超える人たちの帰還が大きな課題となっています。(NHK)

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