米 中東和平案きっかけに衝突や襲撃相次ぐ4人死亡

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ政権がイスラエル寄りの姿勢を鮮明にした中東和平案を発表したことをきっかけに、反発するパレスチナ側とイスラエル軍との間で衝突や襲撃事件が相次ぎ、この2日間で合わせてパレスチナ人4人が死亡、イスラエル兵13人がけがをし、緊張が高まっています。

アメリカのトランプ政権は先月、イスラエルとパレスチナの長年の紛争を解決するためとして独自の和平案を発表しましたが、イスラエル寄りの姿勢を鮮明にした内容だったため、パレスチナ側は断固拒否するとして抗議デモを呼びかけています。

パレスチナ暫定自治区のヘブロンでは5日夕方、パレスチナ側が抗議デモを行い、若者数十人が火炎瓶などをイスラエル軍に向けて投げつけたのに対し、イスラエル軍は実弾を発砲し、17歳のパレスチナ人の少年が胸を撃たれて死亡しました。

これに対し、6日未明、エルサレムでパレスチナ人が乗っていたと見られる車がイスラエル兵が集まっていたところに突っ込み、12人がけがをしました。

6日は、さらに別の3か所でイスラエル軍とデモ隊の衝突やパレスチナ人によると見られるイスラエル兵への実弾発砲が相次ぎ、この2日間で合わせてパレスチナ人4人が死亡し、イスラエル兵13人がけがをしました。

緊張の高まりを受けて、イスラエル軍はパレスチナに展開する部隊を増強していて、7日の金曜礼拝に合わせて双方の間で衝突がエスカレートすることが懸念されます。(NHK)


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