米 対中貿易協議で農産品輸出に一定評価 大統領選へアピールか

(VOVWORLD) -アメリカのトランプ政権は、中国との間で閣僚級の貿易協議を開き、ことし1月に合意した中国への農産品の輸出拡大の進展について、一定の評価をしました。大統領選挙が近づく中、支持基盤の農家にアピールするねらいもあるとみられます。

米中両政府は日本時間の25日、ライトハイザー通商代表とムニューシン財務長官、それに中国の劉鶴副首相がことし1月に合意した第1段階の貿易協定の履行状況を確認するため、電話協議を開いたと発表しました。

アメリカ側の声明では、焦点となってきたアメリカ産の農産品の輸出拡大について「中国による大幅な購入の増加と、さらに必要な行動について議論した。双方が進展を見ている」として、一定の評価をしました。
新型コロナウイルスの影響もあって、アメリカから中国への輸出は統計上は伸び悩んでいますが、トランプ政権としては、大統領選挙が近づく中、支持基盤の農家にアピールするねらいもあるとみられます。
また、中国側も「米中双方は建設的な対話を行った」とする声明を発表しました。
ただ、アメリカと中国は、中国企業が運営する動画共有アプリ「TikTok」のアメリカでの事業の在り方などをめぐって対立が深まっていて、予断を許さない状況が続いています。(NHK)


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