英消費者信頼感、11月はマイナス44に改善 なお過去最低付近

(VOVWORLD) -市場調査会社GfKが18日発表した11月の英消費者信頼感指数はマイナス44と、前月のマイナス47から小幅に上昇しました。
英消費者信頼感、11月はマイナス44に改善 なお過去最低付近 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
ただ、1974年の統計開始以来の低水準だった9月のマイナス49に依然として近い水準にとどまりました。インフレ上昇と景気後退懸念を背景に持続的な改善が見込めない状況となっています。

GfKによりますと、11月の指数上昇は財政政策が市場の混乱を招いたトラス前政権の退陣で、財政見通しが安定したことに対する国民の安心感を反映しているとみられるといいます。

11月のデータでは家計や経済などに関する項目全てで改善が示されましたが、生活コスト高と景気低迷という全体像は変わりませんでした。

GfKの顧客戦略担当ディレクター、ジョー・ステートン氏は「痛みを伴う生活コスト危機の長期化で、多くの人が家計の管理に苦労しており、良いニュースは依然として不足している」と述べました。

調査は2000人を対象に11月1─11日にかけて実施しました。(ロイター)

ご感想

他の情報