英金融街シティー、広範なEU市場アクセス期待できず=業界団体

(VOVWORLD) -英金融業界団体は11日、欧州連合(EU)がロンドンの金融街シティーにEU金融市場への幅広いアクセスを認める可能性は低いと指摘し、最近の英国からのユーロ建て株取引の流出は恒久的なものだとの見解を示しました。
英金融街シティー、広範なEU市場アクセス期待できず=業界団体 - ảnh 1(写真:AFP/TTXVN)
イギリスのEU離脱後の移行期間は昨年末で終了しました。自由貿易協定(FTA)を含む将来関係に関する合意が結ばれたものの、金融市場アクセスは盛り込まれずに別個に扱われています。

先週4日にはロンドンから60億ユーロ(73億ドル)以上のユーロ建て株取引が一夜でEUの取引プラットフォームに移動し、ブレグジット(英のEU離脱)がシティーに与える影響が鮮明になりました。

英金融業界団体UKファイナンスの幹部、コナー・ロウラー氏は議会の委員会で、EUは英国への依存度低下を狙っているため、シティーに対して「不必要な」アクセスは認めないだろうと指摘しました。「市場の分断化の始まり」だとし、「英国を離れた株式が回帰する動きはない」と述べました。

法律事務所シャーマン・アンド・スターリングの金融サービス担当弁護士、バーニー・レイノルズ氏はEUはロンドンからどれだけ金融活動を奪えるかを見極めてから市場アクセスについて明確な見解を示すだろうと予想です。

イギリスとEU欧州委員会は規制上の協力について3月までの覚書締結を目指しています。

英議会の別の公聴会で、欧州委の金融サービス部門の高官は覚書は双方の情報交換を可能にしますが、「市場アクセス権の確保が目的にはならないだろう」と述べ、EUによる同等性評価のプロセスを制限することもないとしました。

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