英首相 総選挙の実施動議否決で厳しい立場に

(VOVWORLD) -イギリス議会下院ではEU=ヨーロッパ連合からの離脱期限を来月末から来年1月末まで延期するよう求める法案が可決されました。

これに対し、ジョンソン首相は来月、総選挙を実施する動議を議会下院に提出していましたが、必要な支持を得られず否決されていて相次ぐ敗北で厳しい立場に追い込まれています。

イギリス議会下院では4日、超党派の議員が提案しているEUからの離脱期限を現在の来月末から、来年の1月末まで延期するよう求める法案が賛成多数で可決されました。

これに対し、ジョンソン首相は離脱の延期は受け入れられないとして法案を強く批判し、残された選択肢は国民に信を問うことだと強調しましたが、提出していた来月15日に総選挙を実施する動議は可決に必要な議会下院の3分の2以上となる支持を得られず否決されました。

ジョンソン首相にとっては前日に続く、相次ぐ敗北となり厳しい立場に追い込まれています。

最大野党、労働党のコービン党首は、総選挙の求めに離脱の延期を求める法案の成立が先だとして現時点では受け入れない方針を明確にしています。

離脱の延期を求める法案は早ければ5日にも上院での審議が始まるとみられ、その成立が今後の焦点になりますが、ジョンソン首相は期限通りに離脱するためには総選挙が必要だとする姿勢を崩しておらず対応が注目されます。

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