電力復旧など支援依頼 ゼレンスキー氏、仏・トルコ・米大統領と協議
(VOVWORLD) -ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、フランスのマクロン大統領、トルコのエルドアン大統領、米国のバイデン大統領とそれぞれ電話協議しました。13日にパリでウクライナ支援のための国際会議が開かれます。
ゼレンスキー氏の11日夜のビデオ演説によりますと、マクロン氏との電話協議は1時間を超え、防衛やエネルギー、経済、外交など幅広い議題を話し合ったといいます。平和構築に向けた計画についても話し合い、マクロン氏の同意を得たといいます。 ロシア軍の攻撃で、ウクライナでは電力設備などが全国的に被害を受け、各地で電気や暖房、水などが滞っています。ウクライナ政府は、重要インフラや病院、軍の施設などを優先して電力供給の再開を進める考えを示しています。
パリで13日に開かれる国際会議は、ウクライナが本格的な冬を乗り越えるため、電気や暖房、水などの確保に向けて支援の具体策を話し合う場になります。 マクロン氏は電話協議後、ツイッターに「ウクライナは主権と領土の一体性を完全に回復するまで、フランスの支援を頼りにできる」と記しました。(www.asahi.com)