EU首脳会議、トルコとの通商関係強化を表明 制裁にも言及

(VOVWORLD) -欧州連合(EU)は25日に開いた首脳会議で、トルコとの通商関係を強化すると表明しました。一方で、同国が東地中海での炭化水素資源開発を再開すれば制裁を科すと警告しました。
EU首脳会議、トルコとの通商関係強化を表明 制裁にも言及 - ảnh 1(写真:Schengen visa)

また、人権問題にも懸念を表明。トルコが欧州評議会の「女性への暴力およびドメスティックバイオレンス(DV)防止条約」からの脱退を決めたことに失望感を示しました。

EUの執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長はビデオ会議後、記者団に対し「トルコはより建設的な態度を示している」とした上で、「しかしながら、われわれはこの緊張緩和のプロセスが脆弱であることも認識している」と語りました。

首脳会議の声明によりますと、EU首脳は、域内の専門家が「関税同盟の近代化に向けた権限付与に取り組む」とし、1990年代の貿易協定である関税同盟の対象をサービスや農産物、政府調達に広げることを認めました。

これによりEU加盟候補国であるトルコは、EU市場にほぼ全面的にアクセスできるようになります。

関税同盟の拡大は、トルコがシリア難民の受け入れに合意した2016年に計画されていましたが、同国の人権問題や資源開発、EU加盟手続きの停滞などを巡る双方の対立から進んでいませんでした。

関税同盟拡大に向けた交渉がまとまるまでには依然として数年かかる可能性があり、域内での影響力拡大を目指すエルドアン大統領が方針を転換させる可能性をEUは引き続き懸念しています。

ご感想

他の情報