FTA批准に越年論浮上 交渉進展も時間切れ迫る―英EU

(VOVWORLD) -欧州連合(EU)と英国の自由貿易協定(FTA)締結交渉は今週に入っても合意できない状況が続いています。先週末には懸案で進展があったとされますが、英国が名実ともにEUから離脱する月末まで残る時間はわずかです。
FTA批准に越年論浮上 交渉進展も時間切れ迫る―英EU - ảnh 1 フォンデアライエン欧州委員長(写真:AFP/TTXVN)
EUでは、決着の遅れで欧州議会の承認が間に合わず、FTA批准が年明けにずれ込む事態も想定し始めています。
バルニエEU首席交渉官は14日、来月1日のFTA発効には「今後数日間が重要になる」とツイッターで強調しました。
英EUは13日の電話首脳会談で、交渉続行を決定しました。英メディア各社によりますと、バルニエ氏は14日のEU各国大使との会合で現状を報告し、英側が懸案である企業の公平な競争を維持する仕組み導入を受け入れたと説明しました。難交渉にようやく合意への道筋が見え始めた格好です。
ただ、英海域での漁業権での溝は大きいままです。イギリスは物別れがまだ「最もあり得る」(ジョンソン首相)としており、成否は予断を許されません。
仮に合意してもFTA発効には、EUでは加盟国と欧州議会の承認を得る必要があります。欧州議会は28日に臨時本会議の開会を決めていますが、交渉の遅れで合意内容を精査する時間は日に日に減っており、「真剣な承認は不可能になってきた」(欧州議員)といら立ちを募らせます。

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