G8外相 朝鮮の核・ミサイル開発 「最も強い言葉で非難」
ロンドンで開かれたG8=主要国外相会合は11午後、朝鮮民主主義人民共和国による核・ミサイル開発の継続を「最も強い言葉で非難」し、核・ミサイル計画の完全な放棄を促す議長声明を採択し、閉幕しました。
声明は、朝鮮民主主義人民共和国がさらにミサイル発射や核実験を強行した際は制裁を強化するとした国連安全保障理事会の決議を支持し、朝鮮によるニョン・ビョン核施設の再開発表に懸念を表明しました。危機をあおる最近の攻撃的な行動は「さらなる孤立を招く」と警告し、6カ国協議など非核化の多国間協議への参加も促しました。
声明はこのほか、シリア情勢やイランの核開発、中東和平、ミャンマーなどの地域情勢に加え、海上安全保障、サイバーテロなどに言及し、「紛争下での性的暴力防止に関する宣言」も発表しました。