EU 加盟国が対立の難民受け入れ 新たな制度を提案

(VOVWORLD) - EU=ヨーロッパ連合は加盟国が対立してきた難民の受け入れについて、受け入れを望まない加盟国は難民認定されなかった人を本国に送還する手続きを請け負うことなどを盛り込んだ新たな制度を提案しました。
EUの加盟国のうち、イタリアやギリシャは地理的に中東やアフリカに近く難民や移民が殺到してきたため「負担が大きい」として各国に受け入れの分担を求めてきましたが、ポーランドやハンガリーなど一部の国がこれを拒否しEUの大きな課題となってきました。

こうした状況を受けてEUの執行機関、ヨーロッパ委員会は23日、新たな制度を各国に提案しました。

提案では加盟各国に改めて公平な分担を求める一方、受け入れを望まない場合には難民と認定されなかった人を本国に送還する手続きを請け負うことなどを求めています。

提案したフォンデアライエン委員長は「加盟国の相互の信頼を再び築き市民の信用を取り戻すものだ」と意義を強調し、ことし中に各国の合意を取り付けたいとしています。

加盟国のうちイタリアは早速提案を歓迎していますが、これまで難民の受け入れを拒否してきた国は難色を示すものとみられ対立の解消は見通せない状況です。(NHK)

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