WTO事務局長が辞任表明、コロナ禍が世界経済を直撃する中

(VOVWORLD) -世界貿易機関事務局長(62)は14日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)が世界経済を直撃する中、任期を1年残して8月31日に辞任すると表明しました。
WTO事務局長が辞任表明、コロナ禍が世界経済を直撃する中 - ảnh 1         (写真:ロイター)

アゼベド氏は辞任について、家族と合意した上での「個人的な決断」で、「政治的なチャンス」を追求するためのものではないと説明しました。

 世界経済と国際貿易がパンデミックで混乱に陥り、世界大恐慌以来となる落ち込みに直面する中での早期退任となりました。

164の国・地域が加盟するWTOは、激化する貿易戦争や、WTO改革を求めてきたドナルド・トランプ大統領の米国からの痛烈な非難に対処するなど、パンデミック以前から危機にひんしていました。

トランプ氏はホワイトハウスで14日に行われた記者会見で、アゼベド氏の辞任について「異論はない」と述べた上で、「WTOは実にひどい」とコメントしました。

一方アゼベド氏は、事務局長交代の前倒しが「新型コロナウイルス感染症後の新たな現実」に立ち向かうWTOの助けとなるとほのめかし、「この決断がWTOの最善の利益になると確信している」と述べました。

アゼベド氏はブラジル出身の元外交官で、2013年にWTO事務局長に就任しました。

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