枯葉剤被害者への様々な支援活動

(VOVWORLD) -ベトナム戦争が終結してから45年間も経ちましたが、今なお、多くの家庭は戦争中にアメリカ軍が使用していたダイオキシン・枯葉剤の影響で悩みを抱えています。その痛みを和らげるために、この数年間、全国各地の枯葉剤被害者協会はチャリティハウスや、車椅子、預金通帳、繁殖雌牛の贈呈、資金調達、雇用創出など様々な活動を行ったことで枯葉剤被害者を支援してきました。
枯葉剤被害者への様々な支援活動 - ảnh 1  ミンさんと長男 (写真:Thanh Hiếu)

中部クアンチ省ドンハ町在住の復員軍人グエン・バン・ミンさんの長男は、2世代に渡る枯葉剤被害者で、20歳を超えているにもかかわらず、まるで子どものように見えています。ミンさん夫婦は、毎日、息子の食事や睡眠などの面倒を見ています。枯葉剤被害者がいるミンさんの一家は、いつも生活が不安定で困難な状態に直面しています。彼は、生活改善のため、建設資材を販売する小さな店を営みたい意向があります。ミンさんの願望を知ったクアンチ省枯葉剤被害者協会は彼の家族に1000万ドン、約4万6千円を補助しました。

ミンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「行政当局と枯葉剤被害者協会の関心を受けて、我が家は、生計を立てるための資金をもらいました。そのお陰で、家族の生活は以前より改善されるようになっています。」

枯葉剤被害者への様々な支援活動 - ảnh 2牛にエサをやるビンさんのお姉さん(写真:Nam Trang)

一方、中部高原地帯テイグエン地方ダクラク省クロンブック県タンラップ村在住のズオン・ティ・ビンさんは、重症枯葉剤被害者であり、労働ができなくなってしまい、生活の全てのことは、お姉さんに頼らなければなりません。2018年に、クロンブック県の枯葉剤被害者協会と労働傷病軍人社会事業室の支援を受けて、ビンさんの姉妹は、4000万ドン、約18万4千円相当のチャリティハウスをもらいました。続いて、同県の枯葉剤被害者協会は、支援者に呼びかけた寄付金で、繁殖雌牛を買って、ビンさんの姉妹に贈呈しました。そのお陰で、この二人の生活は徐々に安定しつつあります。

ビンさんのお姉さんは次のように語りました。

(テープ)

「以前、ボロボロの家に住んでいて、とても大変でした。今は立派な家に住めるようになって、また、県の関連各機関から預金通帳、繁殖雌牛を補助されてから、私たちの生活は一段と楽になっていますよ。」

このように語ったミンさんとビンさんの様に、全国の300万人の枯葉剤被害者は、この数年にわたり、常に各レベルの枯葉剤被害者協会と社会全体の関心と支援を受けています。各レベルの枯葉剤被害者協会は、常に枯葉剤被害者と共に歩んで、彼らの物心両面での生活に配慮しています。

クアンチ省の身体障害者・枯葉剤被害者協会のレ・バン・ザン副会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「毎年、私たちは、枯葉剤被害者のため、募金運動を行います。その寄付金を利用して、特別困難な状態にある枯葉剤被害者にプレゼントをしたり、支援金を補助するほか、それぞれの人の境遇、健康状態に見合うような仕事を紹介してあげます。」

一方、ダクラク省枯葉剤被害者協会のゴ・ソン・ハオ会長は、「各レベルの枯葉剤被害者協会は、具体的な行動で、枯葉剤被害者の信頼になり、彼らに困難な状態を乗り越えるための原動力を作り出してきた」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「私たちは、枯葉剤被害者の生活状況を連続して把握した上で、支援を行います。その一方で、各レベルの部門や現地住民に対し、枯葉剤被害者への責任を深く理解してもらうために、宣伝活動をやります。」

枯葉剤被害者の状況に見合った仕事を与えることは、彼らの生計を立てる「カギ」の一つであると見なされています。今後も、各レベルの枯葉剤被害者協会と関連各機関は、枯葉剤被害者の家族の経済発展、安定した生活を図るため、こうした方向を続けてゆく方針です。

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