中国とロシアなどとの関係

既にお伝えしましたように、ロシアのメドベージェフ首相やインドのシン首相、モンゴルのアルタンホヤグ首相はほぼ同時に中国を訪問し、22日から相次ぎ中国の首脳との会談に臨みます。中国側は各国との貿易や投資拡大を打ち出し、周辺国への外交攻勢を強める構えです。この3カ国の首脳を厚遇する演出も用意しています。


中国とロシアなどとの関係 - ảnh 1
中ロ両首相(写真:AFP)

22日、ロシアのメドベージェフ首相は23日までの日程で中国訪問を開始し、北京で、李克強首相との第18回中ロ首相定期会談に臨みます。習近平政権発足後、中ロの首相会談は初めてです。

ロシア外務省によりますと、会談で、シリア情勢への対応のほか、ロシ アから中国への石油や天然ガスの供給拡大などエネルギー協力、経済・貿易、文化、農業、ハイテクなどの分野での協力の強化策などについても話し合う予定です。

メドベージェフ首相は滞在中に、習近平主席と会談するほか、首相間の個人的関係もアピールするため安徽省も訪れる計画だということです。アナリストらは「訪問は双方が両国関係を重視することだけでなく、自国の国益のためにその関係を保たせざるを得ないことも示すものだ」との見方を示しています。

一方、中国は、22日から訪問するインドのシン首相に対し、共産党の幹部教育機関である中央党学校で講演する機会を提供し、厚遇ぶりを示します。

インドからの報道によりますと、シン首相の中国訪問に際し、両国が領有権を争う係争地での軍事衝突を避けるための「国境防衛協力協定」が締結される見通しだということです。

さて、モンゴルのアルタンホヤグ首相も最近の新華社の取材に対し、中国からの投資を歓迎すると呼び掛けており、一連の会談では両国間の経済関係の強化が話し合われる見通しです。

これらの訪問は中国とこの3カ国の通常の外交活動ですが、注目すべき点は、3カ国の首相はいずれも李克強首相が招待し、そして、周辺国の首脳が一斉に中国を訪問するのは異例だということです。この面で見ると、中国のこの動きは今後、世論の主な論題になるといえるでしょう。

ご感想

他の情報