デジタル政府、デジタル経済、デジタル社会を発展させるために政府が定めたクアンニン省は2025年までの国家デジタルトランスフォーメーションプログラム、および2030年の方向を実施し、強みがあるいくつかの分野で、デジタルトランスフォーメーションを展開するため力を入れています。

現在、クアンニン省のOCOP＝一村一品プログラムの商品の70％の販売がSendo, Voso, Tikiなどの電子商取引サイトなどeコマースで行われています。特に、電子商取引の発展や、電子決済、キャッシュレスを活用するために、2022年4月末、クアンニン省は新しい電子商取引サイト『ocopquangninh.com.vn』の稼働が開始しました。この取引サイトは近代的な電子決済手段を備え、オンライン決済機能を統合し、配送方法を多様化させることで、顧客は柔軟に買い物ができるようになりました。これにより、ビンリエウ県の春雨、バーチエ県の金花茶、バンドン県の魚醤油ヌックマム、コートー県の海産物などが多くの消費者に知られるようになっています。ドンチェウ町ソンカム有限会社のグエン・バン・ズイ社長は次のように語りました。

（テープ）

「各企業はeコマースで商品を販売してから、一定の成功を収めました。全国の多くのお客さんは弊社の商品を知るようになっています。最近、北部港湾都市ハイフオンにある会社は弊社の商品をオーストラリアに輸出し、顧客さんにより愛用されています」

eコマースにおける取引の発展のほか、伝統的販売もデジタル・トランスフォーメーションがもたらす利益を得るようになっており、クアンニン省でのデジタル経済の開発に積極的に貢献し、中には同省で幅広く展開している「4.0マーケット」というモデルがあります。

2022年から、ショッピングセンターのほか、行政地区、医療、教育、電気、水道などの分野でキャッシュレス決済が導入されてきたほか、クアンニン省における伝統的市場でもキャッシュレス決済が実施されています。北部山岳地帯ソンラー省の観光客リ・ホアイ・ナムさんは次のように語りました。

（テープ）

「クアンニン省は、キャッシュレス決済できる店がたくさんあるので、とても便利です。観光客はスマートフォンを持って支払いコードをスキャンするだけで済みます」

電子商取引の発展で達成された成果と、デジタル・トランスフォーメーションの実施に対するクアンニン省の決意は、クアンニン省が今後もデジタル・トランスフォーメーションをさらに促進する基盤となることでしょう。