席上、ベトナムのチュオン・ホア・ビン副首相は主要演説者として発言を行い、ASEAN2020の優先課題や議事日程を紹介しました。また、ビン副首相は「ASEANはベトナムの対外政策の優先対象の1つである。ASEAN2020のテーマを「結合と主体的適応」にし、世界情勢が迅速かつ複雑に推移している中での強い共同体づくりに対するASEAN諸国の共通の関心事に応えることが狙いである」と強調しました。

さらに、ビン副首相は「ASEAN議長国と2020年～2021年期の国連安全保障理事会非常任理事国を兼任するベトナムはASEANと国連との協力を強化し、地域と世界の平和、安全保障に貢献すると同時に持続可能な開発目標の実施を推進し、国際場裏におけるASEANの発言力と役割を向上させ、地域と国際問題の解決における多国間主義の発揮を目指すとしています。