米国 ベネズエラに暫定政府の設立を提案

(VOVWORLD) - アメリカは、今後実施される選挙と米国の制裁解除に伴い、国民議会の議員によるベネズエラでの暫定政府の設立を提案しています。アメリカのマイク・ポンペオ国務長官が明らかにしました。

ポンペオ国務長官によりますと、暫定政権は、政府と野党が承認した国民議会の選ばれたメンバーによる国家評議会となるということです。そして、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と野党リーダーのフアン・グアイド氏が、国家評議会を移行期の唯一の執行権力と承認することとなります。

ポンペオ国務長官は、ベネズエラの大統領選挙と国民議会選挙が半年から1年内に実施されることの期待を表明しました。暫定政府の議長はこれらの選挙には立候補できないことになります。

ポンペオ国務長官は、特に同国からの外国治安部隊の撤退と公正な選挙の実施という条件が遵守された場合、アメリカの残りすべての制裁を解除すると約束しました。

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