ADMM とADMMプラス議長国のポストを正式に就任する ベトナム

(VOVWORLD) -18日午後、タイの首都バンコクで、ADMM=ASEAN国防相会合とADMMプラス=拡大ASEAN国防相会合の議長国のポストをタイからベトナムへのバトンタッチ式典が行われました。
ADMM とADMMプラス議長国のポストを正式に就任する ベトナム - ảnh 1      写真:TTXVN

式典で、発言に立ったベトナムのゴ・スアン・リック国防大臣は、「これまでのADMM とADMMプラスの結果は、ベトナムが2020年の議長国を立派に果たす為の有利な基礎である。」と明らかにしました。また、リック氏は、ASEANの2020年のテーマ「連結と主体的適応」という精神で、加盟諸国に対し、国防・軍事の協力メカニズムの強化、外部からの影響に主体的に対応できるASEAN共同体の構築に手を合わせていただきたいとの希望を表明しました。

これに先立ち、タイで開催されていた第6回ADMMとADMMプラス会合が閉幕しました。「持続可能な安全保障」をテーマにした今回の会議では、各国の国防大臣は、ベトナム東部海域問題を含む海洋安全保障の試練などについて討議すると同時に、地域と政界に対するベトナム東部海域の平和・安定の維持の重要性を強調しました。多くの大臣は、国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約の尊重を強調するとともに、COC=海上行動規範の効果的かつ実質的な作成に向けた要望を示しました。

ベトナムのADMM とADMMプラス作業部会会長のブ・ティエン・トン少将は次のように語っています。

(テープ)

「この問題は、ASEANとADMMプラスの加盟諸国から関心が寄せられています。各国は、最近、ベトナム東部海域で発生した出来事は、言行一致でない行為によるものであり、DOC海上行動宣言などの国際的公約の範囲を超え、他国の合法的な利益を尊重しない行為を起こしていました。そこで、ベトナム東部海域における領有権を主張しない国を含む地域内諸国の懸念招きたのです。」

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