ASEAN非公式外相会議 ベトナム東部海域で法支配 合意

(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように17日、中部カインホア省ニャチャン市で、ASEAN非公式外相会議が開催されました。同日午後、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は、記者会見を主宰し、同会議の結果を通知しました。
ASEAN非公式外相会議 ベトナム東部海域で法支配 合意 - ảnh 1 会議の様子

記者会見で、ミン副首相兼外相は「ASEAN非公式外相会議で、ベトナムの代表は、 『連結と主体的適応』をテーマにする2020年のASEAN議長国の優先課題を取り上げた。これらは、ASEAN共同体構築に向けた努力に合致している。ASEAN加盟諸国の外相らは、ベトナムが提示した目標とアイディアに支持を表明した。」と明らかにしました。

ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)の情勢について、ミン副首相兼外相は、「会議で、参加者らは、長い時間をかけて、この問題を討議した。中でも、ベトナム東部海域での人工島建設などの最近の状況や、幾つかのASEAN加盟国の海域の領有権に深刻に違反した行為などが緊張をエスカレートさせ、信頼を傷つけ、地域の平和・安全保障・安定に悪影響をもたらし、COC=海上行動規範の交渉プロセスを妨げてきたことに懸念の意を示した。」と強調しました。そして、ミン副首相兼外相は「ASEAN加盟諸国の外相らは、メコン川流域の持続可能な開発や、ジェンダー平等、女性のエンパワーメントなどの分野における協力を強化することで一致した。」と明らかにしました。

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