テクフェストベトナム2019 スタートアップのためのリソース集中

(VOVWORLD) - 4日から6日にかけて東北部クアンニン省ハロン市で開催された「インベンション・イノベーションによるスタートアップ・フェスティバル:テクフェストベトナム2019」というイベントが行われました。今年のイベントはインベンション・イノベーションによるスタートアップを促進させるためのリソースの集中・活用を目指しました。

2005年に初めて行われたこのイベントは、ベトナム科学技術省が提唱してきた「インベンション・イノベーションによるスタートアップの生態系の補助に向けての2025年までの計画」の一環で、毎年行われる年次行事です。今年のイベントには、およそ250社のスタートアップ企業、200名の国内外の投資家、150社の大手企業、経済グループが参加しました。

科学技術省によりますと、「リソースの集中」をテーマにした今年のイベントは、国内外のリソースを誘致して、インベンション・イノベーションによるスタートアップを奨励する政策の作成や、スタートアップの生態系の充実などを主な内容としました。人間・技術・資金という3つのリソースはスタートアップに非常に重要です。その中で、人間はイノベーションを提唱するものです。技術と資金は、そのイノベーションを実際に移すことに必要な要素であるとしています。

イベントの開幕式典で発言にたったブ・ドゥック・ダム副首相は、「ベトナムにおけるインベンション・イノベーション・スタートアップ企業の成功は、経済成長に直接的に貢献してきた。それだけでなく、スタートアップの精神は各レベル行政府と社会全体でも繰り広げられている。もし、我々が新しいアイディアを生み出す用意があり、それらのアイディアを鼓舞すれば、それらのアイディアは成功するはずである。」と強調しました。

なお、「インベンション・イノベーションによるスタートアップ・フェスティバル:テクフェストベトナム2019」では、AI人工知能コンテストや、スタートアップタレントコンクールなどの活動も行われました。このようなイベントを通じて、インベンション・イノベーションによるスタートアップの生態系が充実され、ベトナムは地域でスタートアップ大国になるでしょう。

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