アメリカ イラン制裁復活の手続き 国連安保理で反対広がる

(VOVWORLD) -イランが核合意に違反しているとしてアメリカ政府が国連の制裁を復活する手続きを始めたとしていることに対して、国連の安全保障理事会ではほとんどの理事国が、すでに核合意から離脱しているアメリカによる手続きは無効だとする書簡を議長に提出し、アメリカに反対する立場を示しました。
アメリカ イラン制裁復活の手続き 国連安保理で反対広がる - ảnh 1     写真:AFP/TTXVN

アメリカのトランプ政権は、イランは核合意で定められた制限を超えてウラン濃縮活動を行っているうえ、武器をテロ組織などに拡散しているとして20日、ポンペイオ国務長官が国連による制裁復活につながる手続きを取ると安保理議長国のインドネシアに通告しました。

これに対して安保理では21日までに、アメリカを除く常任理事国のイギリス、フランス、中国、ロシアのほか、ドイツなどほとんどの非常任理事国が、アメリカはすでに核合意から離脱しており手続きは無効だとする書簡を相次いで議長に提出しました。

このうち中国の国連代表部はツイッターで「中国、ロシア、イランとそのほかの国々が安保理議長に提出した書簡は、アメリカの行動に対する国際社会の明白な反対を示している」としています。

アメリカのイラン政策を統括するフック特別代表は21日、電話会見を行い、安保理のメンバーであるアメリカは引き続き制裁を復活させる権利があると主張しましたが、核合意の参加国を含む安保理の多くの国が反対の立場を示す中、今後さらに曲折が予想されます。

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