ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5月23日、ウクライナは欧州連合(EU)の正式加盟国となる資格があり、EU内で「完全な権利」を享受すべきだと強調しました。

この発言は、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相が、ウクライナのEU加盟手続き完了までの間、ウクライナに「準加盟国」の地位を与える案を提案したことを受けたものです。

提案によりますと、準加盟国となった場合、ウクライナはEU首脳会議への参加や、欧州委員会への代表派遣が可能となります。また、EU予算の一部を利用できる一方で、正式加盟国のような完全な議決権は持たないとされています。

ウクライナは、ロシアによる特別軍事作戦開始直後の2022年にEU加盟を申請し、2024年から正式な加盟交渉を開始しました。しかし、このプロセスは、ハンガリーのオルバーン・ヴィクトル元首相の反対などにより、一時停滞していました。

さらにEUは現在、加盟条件の重要項目の一つとして、ウクライナに対し汚職対策の強化を求めています。