歌手ミー・リンさん(本人が提供する写真) |
ミン こんにちは、ミンです。
タオ こんにちは、タオです。
ミン タオさん、ベトナムを代表する歌手、ミー・リンさんが、ついに日本と韓国での初のアジアツアーを開催されるそうですね。
タオ はい、「My Linh Xinchao Tour 2025」は、9月14日に横浜のランドマークホールで開幕し、10月11日にはソウルでも公演が予定されています。
ミン 今回は、海外に住むベトナム人の皆さんへの感謝を込めたステージということで、娘のミー・アインさんとの共演も話題ですね。
タオ 母娘で、青春の名曲を新しいアレンジで披露したり、伝統と現代を融合した楽曲を届けたりと、見どころ満載です。
ミン この公演は、ミー・リンさんにとって7年ぶりのライブショーです。30年を超えるキャリアの中でも、特別な思いが込められているそうです。
タオ 心温まる母娘のハーモニーに加え、こだわり抜いた演出や音響で、きっと観客の心にも響くステージになるでしょうね。
ミン 日本にお住まいのベトナムの皆さん、そして音楽を愛するすべての方にとって、特別なひとときとなりそうです。
クアンニン省の指導者、クアンニン省総合病院で治療中の被害者を見舞い激励(写真:nhandan.vn) |
タオ それでは、ここでリスナーの皆さまからのお便りをご紹介しましょう。はじめに、神奈川県よこはま市のえびづか・もといさんからのコメントをご紹介します。
― 2023年6月にハロン湾の観光船に乗ったので、船が転覆したとはたいへんにびっくりしました。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。私が観光したときは波一つないような水墨画のような景色だったので、とてもびっくりしました。
ミン えびづかさん、コメントありがとうございます。ハロン湾の観光船転覆のニュースに驚かれたとのこと、ご心情お察しいたします。えびづかさんが訪れた際の穏やかな風景とはまったく異なる出来事であり、私たちも胸を痛めております。亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します。
タオ 今後も、安全対策の徹底と観光の安心が守られるよう、関係機関の取り組みが期待されています。これからもベトナムの情報を丁寧にお伝えしてまいりますので、引き続き番組をよろしくお願いいたします。
おいかわ・かずあきさん(本人が提供する写真) |
ミン 次に、神奈川県かわさき市のおいかわ・かずあきさんからのコメントをご紹介します。
― 2025年度の「ベトナムに関するコンテスト」は、世界各国から多くのリスナーや参加者が作品を寄せ、盛況のうちに応募受付が終了しました。この場を借りて、関係者の皆さま、参加されたすべての方に心からの感謝を申し上げます。特に今年のコンテストは、ベトナム南北統一革命記念日に合わせて受賞者が発表されるという特別な節目でした。私自身にとっても、ラジオ受信人生の50周年を迎える記念すべき年であり、これまで歩んできた道への感謝と、ラジオを通じて広がった世界への思いを深く噛み締めています。時の流れとともに蓄積された経験や思考、心の奥底から湧き出る情熱を、すべてこの一作に注ぎ込みました。 今回応募した作品は、秋山先輩のエッセイです。秋山先輩は、南北統一後のベトナムを非共産圏で初めて取材したジャーナリストとして知られています。私は直接先輩にお会いし、当時の壮絶な体験や現地での息遣い、その視線の先に映ったベトナムの人々の姿について丁寧に取材させていただきました。その記憶と情熱をエッセイに練り込み、歴史の重みと人間の強さ、そして平和への願いを一つの物語として表現することができたと自負しています。このエッセイを書き上げるにあたり、「今この瞬間こそが自分の集大成であり、人生のピークなのかもしれない」と感じました。年齢や健康、これまでの経験のすべてが交差する今、魂を込めて作品に向き合うことができた喜びは、何物にも代えがたいものです。今回のコンテストで得た学びと感動が、これからの人生にも新たな光となってくれることを願ってやみません。そして、秋山先輩の歩みと、ベトナムの歴史が多くの方々の心に届くことを信じています。コンテストの応募作品が入賞してベトナム旅行をすることを願っています。日本語課の皆様と直接、お会いしたい。
タオ おいかわさん、コメントありがとうございます。「ベトナムに関するコンテスト」へのご応募、そして50周年という節目の年にあたり、心からお祝い申し上げます。秋山先輩のご体験をもとにした渾身のエッセイには、歴史の重みと深い情熱が込められていることが、文面からも強く伝わってまいりました。
ミン このようにラジオを通じて広がったご縁と、ベトナムへの変わらぬ思いに、私たちスタッフ一同、心から感謝しております。おいかわさんの作品が多くの人の心に届き、夢であるベトナム訪問が叶うことを、私たちも楽しみにしています。
タンロン皇城遺跡で開催される文化イベント(写真:VOV.VN) |
タオ 今後とも、番組をどうぞよろしくお願いいたします。いつかお会いできる日を心待ちにしております。次に、おくの・せいきちさんからのコメントをご紹介します。
― 以前はBCLラジオで聴いていたのですが、引っ越しをして、今は高い建物に囲まれている小さなアパートなので、電波では受信が難しくなりました。ですが、ネットでこうして聴けるのはありがたいです。ずっと続くことを願っています。
ミン おくのさん、コメントありがとうございます。住環境の変化で短波放送の受信が難しくなられたとのことですが、インターネットを通じて引き続き番組をお聴きいただけているとのお言葉、とても嬉しく拝読いたしました。
タオ これからも、電波でもネットでも、変わらぬ思いを込めて番組をお届けしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ミン 今週もたくさんの方からお便り、メッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介させて頂きます。
・ 北海道いしかり市の・うえだ・ともはる・さん
・ 東京都みずほまちの・おの・たかお・さん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん
・ 神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん
・ 京都府京都市の・くろだ・かつし・さん
・ 大阪府せっつ市の・こはら・みきお・さん
・ 岡山県北区の・うえむら・あきお・さん
・ 福岡県北九州市の・きのした・ひろみち・さん
・ インドのPriya Kumariさん
・ インドのNajimuddinさん
それでは今日のおしゃべりタイムはこの辺で。来週またお聞きいただきましょう。
Chao cac ban