ザン大使(TTXVN)

会合で発言に立ったザン大使は、「1982年国連海洋法条約は歴史的意義を持っており、海洋秩序の形成と海洋の持続可能な利用に重要な節目をつけてきた。同条約は世界の平和、安全保障、安定の強化に役立っており、海洋に関わる紛争の解決に貢献するものである」と強調しました。

ザン大使によりますと、すべての国は、1982年国連海洋法条約を遵守し、海の要求、海での活動などを同条約に則って行い、海と海洋資源の保全と持続可能な利用に貢献しなければならないということです。

なお、この機に、ベトナム、ギリシャ、エジプト、およびセネガルの共同主催の下、「1982年国連海洋法条約採択40周年・成果と課題」と題するセミナーが行われました。席上、ザン大使は、共同主催国を代表して発表を行い、その中で1982年国連海洋法条約の目標と原則を再び強調すると同時に、共通課題の解決、平和･安定･協力の維持、および持続可能な開発のために、他の加盟国と連携したいとの希望を表明しました。