先ごろ、ASEANとカナダ協力合同委員会はオンライン方式で、第9回会合を行いました。席上、双方は、2021∼2025年期の共同行動計画に従って、互恵の原則で双方の得意分野における協力を強化していくことを再確認しました。また、2020年9月に行われたASEAN・カナダ閣僚級会議で採択されたこの共同行動計画の効果的な展開を目指す双方の努力の重要性を強調しました。

さらに、貿易や、投資、零細企業と中小企業の発展、市民の健康保護、スタートアップ、インベンション・イノベーション、デジタル経済、教育、男女平等の確保などの分野で連携を深化させていくことで一致しました。

特に、会合は、新型コロナウイルス感染症収束後の経済回復や、平等なワクチン接種政策の重要性などを確認しました。双方は、ASEAN・カナダ自由貿易協定に関する交渉を促進することへの希望も表明しました。