（写真：TTXVN）

グェン・スアン・フック首相を含め、ASEAN加盟諸国、中国の李克強首相が参加しました。

会議で、各国の代表は地域の平和、安定、繁栄に対するASEANと中国との関係の戦略的なパートナー関係の重要性を強調した上で、COC海上行動規範の早期作成を始め、対話、協力、信頼醸成、規範のため尽力することで一致しました。

また、代表らは1982年の国連海洋法条約を含め、国際法を基礎にベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定、航行と航海の自由の確保の重要性を強調しました。

双方は貿易、投資などの分野における協力を強化し、2020年をめどに、ASEANと中国との取引総額を1兆ドルに達するという目標を掲げています。

会議で、フック首相はASEANは地域内の平和、安定、繁栄の維持に対する中国の役割を重視していると述べると共に、2020年をASEAN・中国のデジタル経済協力の年にする構想への支持を表明しました。会議の終了にあたり、双方は3件の共同声明を採択しました。