セミナーの様子（VGP/HM）

21日午前、ハノイで、「DX=デジタルトランスフォーメーションをより迅速、よりスマート、よりグリーンに」をテーマとしたセミナーが行われました。

セミナーは計画投資省の主催により開かれ、国内企業とベトナムに進出済みの外資系企業の代表らが参加しました。

アメリカのグーグル、シンガポール政府系投資会社テマセク、アメリカのコンサル会社ベイン・アンド・カンパニーが昨年末、発表した東南アジア主要6か国（インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム）の2022年のデジタル経済報告によりますと、2021年のデジタル経済の規模は前年比49％増の1,740億ドル、2021年以降2025年までの期間は年平均で20％ずつ成長し、2025年には3,630億ドルに達すると見込んでいました。

フォン次官(（Vũ Dung/qdnd.vn）

現在、ベトナムはDXがベトナムの発展のチャンスと見なしています。計画投資省のチャン・コク・フオン次官は次のように語りました。

（テープ）                   

「ベトナムは世界経済への統合を目指し、持続可能な開発とグリーン開発に関する公約を順守しなければなりません。計画投資省は経済開発戦略を作成するにあたって、第4次産業革命の成果やDXの導入に配慮しています。同省は2021年～2025年期における企業のDXの支援プログラムを作成、実施しています」

セミナーで、経済専門家と企業の代表は政府と関連省庁が国際社会への統合の要求に見合うための法律システムの整備を急ぐよう提案しました。