アフガニスタン モスクで爆発 少なくとも12人死亡20人けが
(VOVWORLD) -アフガニスタンの首都カブール近郊のモスクで爆発が起き、少なくとも12人が死亡しました。カブールでは5月8日にも爆発があり、市民80人以上が死亡しており、現地に駐留するアメリカ軍が撤収作業を進める中、治安のさらなる悪化が懸念されています。
反政府武装勢力タリバン兵士(写真: AFP/TTXVN) |
アフガニスタン政府によりますと、14日午後、首都カブール近郊のモスクで集団礼拝が行われていたところ、大きな爆発がありました。
この爆発で、モスクの壁などが壊れ、少なくとも12人が死亡し、20人以上がけがをして病院で手当てを受けているということです。
これまでのところ、犯行声明はでていません。カブールでは今月8日にも、爆発物を積んだ車が学校の校門近くで爆発して女子生徒など市民80人以上が死亡し、捜査当局は爆弾テロ事件として調べています。
アフガニスタンでは、現地に駐留するアメリカ軍がことし9月11日までの完全撤退に向け撤収作業を進める中、反政府武装勢力タリバンや過激派組織IS=イスラミックステートによるテロや攻撃が後を絶たず、治安のさらなる悪化が懸念されています。
(NHK)