アフガンのモスク爆発、死者47人に…「イスラム国」が犯行声明
(VOVWORLD) - アフガニスタンでは8月末にアメリカ軍が撤収し、イスラム主義勢力タリバンが実権を握った後もテロが相次いでいます。スンニ派の「イスラム国」はシーア派を異端視し、標的にしています。
爆発があったアフガニスタン・カンダハルのモスク付近で、警備に当たるタリバン関係者ら(2021年10月15日撮影)=AFP/TTXVN |
アフガニスタン南部カンダハル市のモスクで15日に起きた爆発について、イスラム過激派組織「イスラム国」が15日、系列メディアを通じて犯行を認める声明を出しました。アフガン人戦闘員が自爆したとしています。
AP通信によりますと、死者数は47人に膨らみました。目撃者らによりますと、モスク内には約3000人のイスラム教シーア派住民がいました。礼拝を終えた人々が帰途に就こうとしていたところ、爆発物を装着した複数の戦闘員がモスクを襲撃しました。
アフガニスタンでは8月末にアメリカ軍が撤収し、イスラム主義勢力タリバンが実権を握った後もテロが相次いでいます。スンニ派の「イスラム国」はシーア派を異端視し、標的にしています。(読売新聞