アフガン首都で2日連続爆発 タリバン権力掌握1年も治安不安定

(VOVWORLD) - アフガニスタンの首都カブールで2日連続で爆発が起き、これまでに合わせて少なくとも10人が死亡しました。アフガニスタンでは、イスラム主義勢力タリバンが権力を掌握してからまもなく1年となりますが、不安定な治安状況が続いています。
アフガニスタンのカブールにあるイスラム教シーア派のハザラ人が多く住む地域で、6日午後、爆発がありました。
イスラム主義勢力タリバンなどによりますと、道路脇に爆発物が仕掛けられていたということでこれまでに少なくとも2人が死亡し、22人がけがをしたということです。
同じ地域では、5日も手押し車に仕掛けられた爆弾が人混みの中で爆発し、8人が死亡し、18人がけがをしたということです。
ロイター通信などによりますと、爆発の後、シーア派を敵視する過激派組織IS=イスラミックステートがインターネット上に犯行を認める声明を出しています。
アフガニスタンではタリバンが去年8月に権力を掌握してからまもなく1年となりますが、ISによるテロがあとを絶たず不安定な治安状況が続いています。(NHK)

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