イスラエルとUAE結ぶ 初の定期便の運航始まる

(VOVWORLD) - 長年対立関係にあったイスラエルとUAE=アラブ首長国連邦を結ぶ初めての定期便の運航が始まりました。両国は人の往来を増やして、経済交流の促進を図りたい考えです。
UAEの格安航空会社フライドバイは、ことし9月にイスラエルとUAEが国交正常化の合意文書に署名したことを受けて、両国を結ぶ定期便を1日2往復運航することになり、26日夕方、イスラエルのテルアビブを出た第1便がドバイ国際空港に到着しました。

両国を結ぶ定期便の運航は初めてで、乗客は集まった報道陣にイスラエルのパスポートを見せて就航を喜んでいました。

イスラエルとアラブ諸国はパレスチナ問題をめぐり長年対立関係にありましたが、UAEに続いてバーレーンやスーダンも国交正常化で合意するなど関係改善が進んでいて、アメリカ大統領選挙で勝利を宣言したバイデン前副大統領も歓迎する立場を示しています。

イスラエルとUAEは、中東の経済の拠点であるドバイとイスラエルの商業都市を結ぶことで人の往来を増やして経済交流の促進を図りたい考えです。(NHK)

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