イスラエル占領地で、大規模な反首相デモ実施

(VOVWORLD) - シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が進める司法制度改革に反対する人々十数万人が、同政権の占領地内にあるテルアビブで抗議デモを行いました。
イスラエル占領地で、大規模な反首相デモ実施 - ảnh 1(写真:ロイター)

ネタニヤフ政権がこの数週間前、自身と同じ考えを持った判事の任命権を得て最高裁判所の判断を覆すことを目的とした司法制度改革を進めていることにより、与党連合と野党の間に軋轢と政治的緊張が生じ、さらには一般のシオニストからの抗議デモ発生をも招きました。

複数のシオニスト情報筋は、ネタニヤフ首相がこの改革の手続きを一時停止すると語ったにもかかわらず、反首相派らが街頭デモでの抗議を続けていると伝えています。

ファールス通信によりますと、1日土曜夜にテルアビブで行われた反首相デモでは、集まった17万5000人以上の抗議者らが道路を封鎖し、司法制度を修正してこの問題にアメリカを干渉させないよう求めました。

アメリカ国防総省報道官は先日、カタール衛星通信アルジャジーラとのインタビューにおいて、最近のイスラエルの状況への懸念を示しながら、イスラエル首脳陣にたちに反目を止め緊張を鎮めるよう呼びかけました。

ネタニヤフ首相は、与党連合が司法制度改革で連携していないと報じられる中で、問題となっている改革関連法案の審議を4月末に遅らせる決定をしています。(ParsToday)

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