イラン次期大統領のライースィ氏＝ParsToday

イルナー通信によりますと、ライースィー有為は25日日曜、テヘランでカタールのアル・サーニー外務大臣と会談し、イランとして自らが信頼できる友好国であることを証明してきたことを強調すると共に、「イランは近隣諸国に対し善意を持っている」と述べました。

また、「イランは、カタールとの関係を重視し、わが国の次期政府の外交政策の優先事項は、近隣諸国である」と語りました。

さらに、「地域での情勢不安の根源は地域外で模索すべきである」とし、「地域の恒久的な安全や安定樹立の道は、互いへの政治的な信頼や、外国勢力の介入の実質的な拒否に基づいた地域諸国間の協力である」としました。

一方のアルサーニー外相も、この会談において、ライースイー氏の大統領選挙での勝利に祝辞を述べ、またカタール首長からの挨拶の言葉を伝えると共に、「わが国は、両国関係の強化やイランとの協力による地域の治安確立に向けた努力を追求している」と述べました。（ParsToday）