インドネシア ジョコ大統領2期目の就任式 経済政策手腕に注目

(VOVWORLD) -ことし4月に再選されたインドネシアのジョコ大統領は、20日に行われた2期目の就任式で、人材の開発やインフラ整備を通じて、引き続き経済の発展に取り組む考えを強調しました。
インドネシア ジョコ大統領2期目の就任式 経済政策手腕に注目 - ảnh 1         ジョコ大統領

米中貿易摩擦の影響などで景気の減速に直面する中、今後も経済成長を維持できるかどうか手腕が問われることになります。

2期目の就任式は20日、インドネシアの首都ジャカルタで行われ、ジョコ大統領が宣誓を行って大統領に就任しました。

演説でジョコ大統領は「次の5年間で経済を発展させるのに不可欠な人材の育成、インフラのさらなる整備などを実現させる」と述べ、引き続き経済の発展に取り組む考えを強調しました。

インドネシアの憲法では大統領の任期は2期までと定められていることから、ジョコ大統領にとっては、2024年までの5年間が残りの任期となります。

ジョコ大統領は、1期目には道路や港湾などインフラの整備を通じて、年5%前後の経済成長を実現させてきましたが、最近は、米中貿易摩擦の影響などで景気の減速に直面しており、今後も経済成長を維持できるかどうか手腕が問われることになります。

また、ジョコ大統領は、政権の大プロジェクトとして首都をジャカルタから中部のカリマンタン島東部に移転する計画を掲げていて、残りの任期で実現に向けた道筋をどう描くのかも注目されます。

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