ウォン外相とチン首相（TTXVN撮影）

オーストラリアの日刊紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」は、「ペニー・ウォン外相による今回のベトナム訪問は、オーストラリアが安全保障分野においてベトナムとの協力を推進していることを示すものである」と報道しました。同紙によりますと、ペニー・ウォン外相はホーチミン国家政治学院で発表を行った際、国防と安全保障分野におけるベトナムとの戦略的な協力関係を拡大するとともに、経済連携を推進したいというオーストラリア新政府の期待を強調したとしています。

一方、西オーストラリア大学のゴードン・フレーク教授は、「オーストラリアの新政権が発足してからわずか1ヶ月で、東南アジア歴訪の最初の訪問としてベトナムを選んだことは、オーストラリアの外交政策においてベトナムの重要性を示している」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「オーストラリアは気候変動の分野においてベトナムとの協力関係を拡大する方針です。ベトナムの稲作地帯は河川に隣接する低地に位置しているため、気候変動はベトナムにとって非常に重要な問題です」