(NHK)サッカーワールドカップロシア大会の準決勝、フランス対ベルギーは、フランスが1対0で勝ち3大会ぶりの決勝進出を決めました。
試合は、10日、サンクトペテルブルクで行われ、フランスはここまでの5試合で出場チームトップの14得点を挙げているベルギーと対戦しました。
平均年齢が26歳と出場チームの中で2番目に若いフランスは、19歳のエムバペ選手を中心に攻撃を組み立て、39分には、右サイドでボールを持ったエムバペ選手が巧みなスルーパスで決定的なチャンスをつくるなど主導権を握りました。
そして、後半6分にコーナーキックのボールをディフェンダーのウムティティ選手が頭で合わせて、今大会初ゴールを決めて先制しました。
これに対して、ベルギーは、エデン・アザール選手やデブルイネ選手などが攻め込みましたが、フランスは、ゴールキーパーのロリス選手を中心に堅い守りを見せ、最後まで高い攻撃力を誇るベルギーに得点を与えませんでした。
フランスは、1対0で、準優勝した2006年のドイツ大会以来3大会ぶりの決勝進出を決めました。
一方、ベルギーは、初めての決勝進出を逃し3位決定戦にまわりました。