（写真：AFP/TTXVN）

当局が明らかにしました。同国の旧支配勢力タリバンが犯行声明を出しました。

タリバンは声明で、車に乗った自爆犯が事務所近くで装置を爆発させ、同時に武装集団が建物に侵入したとしています。同州のアブドゥル・ラティフ・イブラヒミ知事がAFPに語ったところによりますと、爆発と銃撃で11人が死亡、63人が負傷しました。負傷者の大半は民間人でした。同知事の報道官によれば、襲撃は4時間近くにわたり、治安部隊が襲撃犯3人を射殺し収束しました。

 アフガン政府は現在、タリバンとの和平会談に向け準備を進めています。アシュラフ・ガニ大統領は事件を「テロ攻撃」と呼び非難し、タリバンに暴力行為の停止を要求しました。大統領府の出した文書の中で「交渉で譲歩を得るために暴力に訴え人々を殺害することは、タリバンがとってきた中で最悪の方法だ」と明言しました。

タリバンは長年の紛争終結に向けた政府との協議に合意したものの、ここ数か月にわたりほぼ連日アフガン部隊に対する攻撃を行っています。