会見で、チョン書記長は、同大統領とグエン・スアン・フック国家主席との会談の結果を評価し、今回の訪問は両国関係の新しい発展段階の節目であろうとの確信を表明しました。また、両国関係をさらに発展させるための今後の方向について幾つかの提案を出しました。

一方、サケラロプル大統領は、「ギリシャは地域と世界におけるベトナムの位置を重視している」と述べ、両国関係が良好に発展していることに喜びの意を表明しました。また、チョン書記長の提案に賛成の意を表明し、貿易や造船、海運、観光などの分野においてベトナムとの協力をさらに拡大させたいとの考えを示しました。

会見で、両指導者は、国際場裏での連携を強化することで一致するとともに、1982年国連海洋法条約をはじめとする国際法を遵守することの重要性を共有しました。