テイグエン地方の開発に経済・社会・環境・国防安全保障を連携させる必要がある
(VOVWORLD) - 先頃、中部高原地帯テイグエン地方の社会経済開発と国防・安全保障の確保に関する党中央委員会決議10号と政治局の決定12号の実施状況を総括する会議が行われました。
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席上、発言に立ったファム・ミン・チン首相は「テイグエン地方の開発に経済・社会・環境・国防安全保障の4本柱を連携させ、地元の強みを発揮し、気候変動対応に取り組む必要がある」と強調しました。
また、同地域と南中部沿海地域、東南部地域、メコン川流域、ベトナム、ラオス、カンボジアからなる「開発三角地帯」との緊密な連結を維持し、人を開発事業の中心に置く必要があるとしています。
さらに、テイグエン地方は重要な位置にあることから、全政治システム、各省庁、部局は同地方の国防・安全保障の確保、迅速かつ持続可能な開発に尽力し、当地の党委員会、行政当局、住民は創意工夫を凝らし、故郷の発展に取り組まなければなりません。
チン首相はテイグエン地方に対し、今後、グリーンエコノミー、循環経済の開発、民族色豊かな文化の保存、国際的ブランド力がある農業製品の開発、交通インフラ整備、生態系の保全、水資源、政治的安定の安全保障、住民の物心両面での生活水準の改善、国防・安全保障の確保にあらゆる手を尽くし、2021年~2030年期の地域開発計画と2050年までのビジョンを作成するよう要請しました。