(VOVWORLD) - この訪問は、同国のアンワル・イブラヒム首相夫妻の招きに応じるものでした。
現地時間の23日正午、トー・ラム党書記長夫妻率いるベトナム高級代表団は、クアラルンプール国際空港を出発し、21日~23日までのマレーシア公式訪問を終了しました。この訪問は、同国のアンワル・イブラヒム首相夫妻の招きに応じるものでした。
トー・ラム党書記長夫妻(写真:Thống Nhất/TTXVN) |
訪問期間中、トー・ラム書記長は、アンワル・イブラヒム首相との会談のほか、下院議長および上院議長らとの会見、ASEAN=東南アジア諸国のベトナム人代表との懇談、マレーシア在住ベトナム人コミュニティとの交流、マラヤ大学やマレーシア国立データセンターなどへの訪問を行いました。
さらに、両国は、ベトナムとマレーシアとの包括的な戦略的パートナーシップの強化に関する共同声明を発表しました。この声明で、両国が国際法、独立、主権、領土保全および互いの政治制度の尊重を基盤として、友好協力と政治的信頼を一層強化することを確認しました。
ベトナムは、2025年のASEAN議長国としてのマレーシアの役割を引き続き支持するとともに、ASEAN共同体ビジョン2025の実現に向けてマレーシアおよび他のASEAN加盟国と緊密に協力していくことを再確認しました。
両国は、ベトナム東部海域(南シナ海)に関するASEANの一貫した立場を確認し、同海域の平和、安全、安定、航行の自由を維持するために緊密に連携し、国際法および1982年の国連海洋法条約に基づき、紛争を平和的措置で解決することの重要性を再確認しました。
訪問を機に、トー・ラム書記長は、ハノイとクアラルンプールを結ぶベトジェットエアの直行便の就航式典に出席しました。