席上、挨拶に立ったベトナムのチャン・リュー・クアン副首相は「今年、ベトナムと日本は外交関係樹立50周年を迎える。両国はこの出来事の記念活動を共同で行い、あらゆる分野における戦略的パートナーシップを強化し、多面的な協力関係を新たな発展段階に押し上げる」と強調しました。

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一方、在ベトナム日本大使館の山田()・滝雄()大使は「現在日越関係は、過去最高の状況にあると言われている」と強調し、次のように語りました。

（テープ）

「ベトナムは『自由で開かれたインド太平洋』を実現する上で、要となるパートナーです。我が国は、ベトナムとの協力の下に、この地域の平和と繁栄に役立つ取組みを一層押し進めていきます」

また、山田大使は日本企業が、今後、事業拡大を図る国・地域として、ベトナムは米国に次いで２番目に人気が高い。日本企業の更なる投資や事業展開によって、両国経済に一層の好循環が生まれることを期待すると表明しました。

さらに、今年は、投資や貿易に加え、インフラ、ＯＤＡ供与、デジタルトランスフォーメーションとグリーントランスフォーメーション、近代化・工業化、人材育成といった様々な分野で協力を強化し、両国関係を更に加速させていくとしています。