(VOVWORLD) - 23日午後、ハノイ市で、同市人民委員会のグエン・ドゥク・チュン委員長の主宰の下、ハノイの新型肺炎予防対策指導委員会の会議が行われました。
会議で、チュン委員長は、韓国と日本での感染状況が複雑に推移している背景の中で、ハノイは感染予防対策をさらに徹底させる必要があると指導しました。特に、ハノイ市に住んでいる韓国人も、韓国に住んでいるベトナム人も多いことから、感染が急速に広がっているテグと慶尚北道をはじめとする韓国への渡航歴がある人への監視・管理を強化しなければならないと強調しました。チュン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「市の公安は各区の公安に対し、ハノイ市に住んでいる外国人の状況を把握するために、それぞれの家を訪問し、調査しなければなりません。また、各ホテルは宿泊者のスケジュールなどを把握しておかなければなりません。」
新型肺炎の感染によって休校しているハノイ市の各学校の再開について、チュン委員長は、学校の殺菌や、生徒の体温チェック、アルコール手指消毒剤を用意するなどの措置をとるよう求めました。また、ハノイ市民に対し、バーやカラオケなどを控えるよう訴えました。