中東パレスチナ自治区のガザ地区での紛争をめぐり、イスラム原理主義組織「ハマス」は２４時間の一時停戦を表明した一方、イスラエルは攻撃を再開しました。

地元メディアによりますと、ハマス側は、国連の求めに応じて、日本時間２７日午後８時からの２４時間、停戦を受け入れると表明しましたが、これを受けてもイスラエルは攻撃を続ける構えです。

イスラエルはハマスが軍事物資などを運搬している地下トンネルを根絶するには至っておらず、ハマス側もイスラエルに対して求めて いる経済封鎖の解除の確約を得られていません。

双方がより有利な停戦の条件を求め、互いの出方をうかがう駆け引きが続いていて、長期的な停戦の実現は依然と して不透明です。