パレスチナ、ユダヤ人入植住宅に反対する米下院の決議を歓迎

(VOVWORLD) -アメリカ下院は6日、ユダヤ人の入植住宅に反対し、パレスチナ和平問題で2国家共存による解決を支持する決議を可決しました。これに対し、7日、パレスチナはアメリカ下院の決議を歓迎しました。
パレスチナ、ユダヤ人入植住宅に反対する米下院の決議を歓迎 - ảnh 1エルサレムにあるイスラエルの入植地 =AFP/ TTXVN

ヨルダン川西岸の併合に関連する決議が可決されたのは初めてです。おおむね民主党が賛成、共和党が反対して可決された今回の決議は、ネタニヤフ首相への支持を隠さないアメリカのドナルド・トランプ大統領に警告する意味合いもあります。

決議は、2国家共存による解決は「ユダヤ人国家、民主国家としてのイスラエルの存続と、独自の国家を持ちたいというパレスチナ人の正当な望みの両方を実現させることができる」と指摘し、アメリカは、イスラエルとパレスチナの双方に、「一方的な領土の統合や、イスラエルとの交渉の枠組み外でパレスチナの独立を実現しようとする試み」といった「対立の平和的解決を更に遠のかせるような措置」を取らせないようにすべきだとしています。

ご感想

他の情報